朝3時から作業開始。

前日から水につけてあった大豆と水を分離器にかけて行く。

夏は約7時間、冬は10〜12時間つける。

IMG_0548

大きな台には穴があいていて水が抜ける様に工夫してある。

拓也さんは4代目。先代から使われてきた木の成型箱。

 

IMG_0549

おからはココから出てくる。

IMG_0550

おからと分離された生絞りの豆乳。加熱前なのでこのまま飲んだらお腹をこわす?かもしれない。

IMG_0551

 

濾すための布がかけられた。

IMG_0558

 

強火で一気に加熱する。

16年前まではこの作業を薪でやっていたそうで、温度のばらつきがあって難しかったそう。

20年前に跡を継いだ拓也さんは、そういう経験が出来て良かった、という。

 

 

IMG_0565

 

沸騰してくると泡が出てきた。それを丁寧に掬い出す。

 

 

 

IMG_0568

 

で、まずは豆乳の出来上がり。

IMG_0571

 

ニガリ投入。天然の塩を水で戻したもので、なめたらかなりピリッとくるしょっぱさ。

 

 

 

IMG_0572

 

ゆっくりと優しく混ぜて行く。

 

 

 

IMG_0574

 

固まってきた所で、次はゆし豆腐をカップに移して行く。

IMG_0575

 

ゆし豆腐の出来上がり〜。

 

 

 

IMG_0578IMG_0581

 

さて、いよいよ島豆腐の成型に。

今日は土曜日で数が少ない。一つの箱から5丁(10個)が出来上がる。

 

 

 

 

IMG_0586

 

均等に入れたら、

 

 

 

 

 

IMG_0587

 

蓋をして、高さを合わせて、

 

 

 

IMG_0590

 

ブロック!この時点で4時20分。

 

 

 

IMG_0594

 

待つ事、約10分。意外と時間が少ないが、これも佐久川豆腐の特徴。

通常の島豆腐は堅いイメージがあるが、ふわふわした感じの柔らかめの島豆腐になる。

 

 

IMG_0595

 

残っている水分をこぼして、

 

 

IMG_0598

 

パンで言う所の、ミミという縁をとりひっくり返す。

 

 

IMG_0599

 

布を全て外して、

 

IMG_0600

 

5等分にカット。

 

IMG_0602

 

コチラは厚揚げ用に三角形にカット。

 

IMG_0605

 

揚げは先輩の役割。

 

IMG_0609

 

美味しい厚揚げの出来上がり!これで全行程が5時半に終了!!

 

IMG_0608

 

そして店頭に並びます。

今日は土曜日なので作る量が少量のため、見学のお願いを快くいただきました。

拓也さん、先輩、ありがとうございました。